インドネシア中銀、予想通り金利据え置き 通貨安定など重視

AI要約

インドネシア中央銀行は主要政策金利を6.25%に据え置き、通貨の安定とインフレの目標レンジ内維持を重視。

エコノミスト調査では予想通り、30人全員が据え置きを予想。

インフレ率は1.5─3.5%の目標レンジ内で、7月には低水準の2.13%に鈍化。

[ジャカルタ 21日 ロイター] - インドネシア中央銀行は21日、予想通り主要政策金利の7日物リバースレポ金利を6.25%に据え置いた。通貨の安定を確保し、インフレを目標レンジ内に維持することを重視していると表明した。

ロイターのエコノミスト調査では30人全員が据え置きを予想していた。

翌日物の預金金利と貸出金利もそれぞれ5.50%、7.00%に据え置いた。

インフレ率は昨年半ば以降、中銀の目標レンジ(1.5─3.5%)内にある。7月には2022年2月以来の低水準となる2.13%まで鈍化した。