まさかの[ホンダ e]生産終了! EV[急激ストップ]はバカ売れ前の予兆?

AI要約

2024年上半期のクルマ界で注目を集めたトップ3の出来事を振り返ると、まずは国交省によるトヨタやホンダを含むメーカーの「不正」疑惑が大きな話題となった。国交省の主張に対し、業界や専門家からは疑問の声も上がっている。

第2位には電気自動車の普及に関するブレーキがかかったという報道が挙げられる。一方で、電気自動車市場が踊り場に留まる可能性にも言及され、今後の展開が注目されている。

そして、第3位にはトヨタ以外のメーカーの納期が短くなりつつあることが取り上げられた。これは売れ行きの悪さを示唆しており、今後の競争構図が注目される。

まさかの[ホンダ e]生産終了! EV[急激ストップ]はバカ売れ前の予兆?

 2024年も半分が過ぎた。そこで、2024年上半期、クルマ界に起こったさまざまな出来事や、デビューしたニューモデルの中から特に注目を集めたトップ3を取り上げる。ここではおなじみ国沢光宏氏に上半期クルマニュースのトップ3を選んでいただいた。

※本稿は2024年7月のものです

文:国沢光宏/写真:ホンダ、ベストカー編集部

初出:『ベストカー』2024年8月10日号

 2024年前半で一番多くの記事を書いたニュースは何かと言えば、やはり国交省が「不正」と主張する問題である。例えばトヨタで言えば10年以上&20万件以上の認証項目の中の6つ。ホンダだとふたつ。これをもって不正とするか?

 常識的に考えればミスであり、非常にレアなケースだと考えるのが普通。この件、国交省の悪意を感じます。

 2番目は電気自動車の普及にブレーキがかかったという件。電気自動車嫌いの陣営は「やはりダメだろ!」と大喜び。私は単なる踊り場だと考えている。先進国に限って言えばカーボンニュートラルへ進んでいる。日本も2025年から軽自動車を中心に売れ始めるに違いない。

 3番目はトヨタ以外のメーカーの納期が短くなってきたこと。つまり売れてないワケ。このままだと半年すればトヨタの一人勝ちになってしまうだろう。