「一周する」はずだったJR快速、区間運休で「凵」ルートに！ 国鉄時代の“謎列車”を再現
AI要約
JR東日本盛岡支社は2024年9月10日、9月末に予定していた臨時快速列車の運行区間が区間運休となることを発表しました。
列車は五葉とそとやまで、循環列車として盛岡～宮古間を結ぶ予定でしたが、山田線の不通により運行できなくなりました。
キハ110系ディーゼルカー2両編成で運行予定だった列車は他の列車も含めて運行が中止となります。
JR東日本盛岡支社は2024年9月10日（火）、岩手県内で9月末に運行を予定していた臨時快速列車について、区間運休すると発表しました。8月末の集中豪雨により、山田線（盛岡～宮古）が不通となっているためです。
列車は「五葉」と「そとやま」。国鉄時代は急行列車として、現在の三陸鉄道リアス線の区間を含む東北本線～釜石線～山田線で運行され、釜石駅を境に列車名を変えながら、盛岡～花巻～釜石～宮古～盛岡間を結びました。このように始発駅を出発後、複数路線を経由しながら一周して再び発駅に戻ってくる列車を「循環列車」と呼びます。
このたびの運行区間は盛岡～宮古間です。ちょうど「凵」のようなルートを取ります。主要駅の時刻は以下の通りです。
●五葉 9月28日（土）
盛岡9時40分発→花巻10時15分発→遠野11時42分発→釜石13時05分発→宮古14時37分着
●そとやま 9月29日（日）
宮古11時55分発→釜石14時45分発→遠野16時05分発→花巻17時01分着→盛岡17時46分着
列車はキハ110系ディーゼルカー2両編成で、全車自由席です。なお、日を近くして運行予定だった快速「さんりくトレイン宮古」は運休となります。
