アプライド・マテリアルズ、8-10月売上高は強気見通し AIブーム追い風

AI要約

半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズの第4・四半期売上高見通しはアナリスト予想をやや上回る

人工知能(AI)用半導体の需要拡大やデータセンター向けのニーズが増加中

売上高全体に占める中国の比率が上昇しており、関係部署からの情報提出が求められている

アプライド・マテリアルズ、8-10月売上高は強気見通し AIブーム追い風

[15日 ロイター] - 米半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズが15日発表した第4・四半期(8─10月)売上高見通しは約69億3000万ドル、プラスマイナス4億ドルで、中心値はLSEGがまとめたアナリスト予想平均の69億2000万ドルをやや上回った。

人工知能(AI)用半導体の需要急拡大や、データセンター向けなどのDRAM、フラッシュメモリーのニーズが増えていることが、アプライド・マテリアルズなどのメーカーにとって追い風となっている。

第4・四半期の調整後1株利益見通しは2.00─2.36ドル、アナリスト予想平均は2.14ドルだった。

第3・四半期(5─7月)の売上高は67億8000万ドル、調整後1株利益は2.12ドルで、いずれもアナリスト予想の66億7000万ドルと2.02ドルを超えた。

売上高全体に占める中国の比率は前年同期の27%から32%に上昇した。

同社は5月、米商務省から中国向け出荷に関する新たな情報提出を求められたことを明らかにしている。