中国テンセント、第2四半期は8%増収 新作ゲーム販売好調

AI要約

騰訊控股が第2四半期の売上高が予想を上回る1611億2000万元に達し、ゲーム事業とオンライン広告が好調だった。

モバイル向けゲームの新作が販売をけん引し、ゲーム事業は過去2四半期の減収を払拭した。

純利益は前年同期比82%増の476億元で、自社株買い規模も大幅に拡大する方針。

中国テンセント、第2四半期は8%増収 新作ゲーム販売好調

[北京 14日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が14日発表した第2・四半期売上高は、前年同期比8%増の1611億2000万元(225億ドル)で、LSEGのデータに基づくアナリスト予想の1607億7000万元を上回った。

主力のゲーム事業は過去2四半期減収が続いていたが、第2・四半期は中国国内と海外ともに9%の増収を確保。5月に発売したモバイル向けゲームの新作の販売好調が追い風となった。

オンライン広告の収入は19%増の299億元。一方でフィンテック事業は減速した。

第2・四半期の純利益は82%増の476億元だった。

上半期の自社株買い規模は、費用計上前のベースで523億香港ドル(67億1000万米ドル)となった。

同社は今年全体の自社株買い規模を、昨年の490億香港ドルから1000億香港ドル超に拡大すると表明している。