テンセント・ミュージック、第2四半期は1.7%減収 予想上回る

AI要約

中国の音楽配信会社テンセント・ミュージック・エンターテインメントはライブストリーミング規制により収入が減少したものの、オンラインミュージック事業の収入は増加し、有料会員も増加した。

第2・四半期決算では、収入が前四半期に続き減少し、アナリスト予想をわずかに上回ったが、ライブストリーミングを含むソーシャルエンターテインメント事業の収入は大幅に減少した。

テンセント・ミュージック・エンターテインメントはオンラインミュージック事業に注力し、さまざまなプロモーション活動を通じて有料ユーザーを増やしている。

テンセント・ミュージック、第2四半期は1.7%減収 予想上回る

[13日 ロイター] - 騰訊控股 (テンセント・ホールディングス)傘下の音楽配信会社テンセント・ミュージック・エンターテインメントが13日発表した第2・四半期決算は、収入が1.7%減の71億6000万元(9億9900万ドル)と、4四半期連続の減少となった。

中国当局によるライブストリーミング規制が足かせとなった。ただオンラインミュージックの有料会員が増加したことで、予想よりも小幅な減少にとどまった。

LSEGのデータによると、収入はアナリスト予想の71億4000万元をわずかに上回った。

オンラインミュージック事業の収入は27.7%増加した。

有料ユーザーは17.7%増の1億1700万人で、通信会社やネット通販、動画プラットフォーム経由のターゲットプロモーションが実を結んだ。

ライブストリーミングを含むソーシャルエンターテインメント事業の収入は42.8%減少した。

同社の米国上場株は寄り付き前の時間外取引で7.8%下落した。