管制の指示に反して「ヘリ」が滑走路着陸 運輸安全委「重大インシデント」認定で調査 機長の人為的ミスか トラブル相次ぐヒラタ学園

AI要約

神戸空港でのヘリコプターの滑走路への着陸事件が国の運輸安全委員会の調査対象となる。

事故は学校法人ヒラタ学園が運航するヘリコプターによるもので、機長の人為的ミスが原因とみられる。

学校関係者への聞き取り調査や機体の確認などの調査が行われ、以前にも同学園の航空機トラブルが相次いでいる。

管制の指示に反して「ヘリ」が滑走路着陸 運輸安全委「重大インシデント」認定で調査 機長の人為的ミスか トラブル相次ぐヒラタ学園

8日、神戸空港でヘリコプターが航空機の滑走路に着陸したとして、国の運輸安全員会が重大インシデントに認定し、調査を始めた。

8日午後2時頃、神戸空港で「学校法人ヒラタ学園」が運航するヘリコプターが、管制官から専用地点への着陸を指示されたにもかかわらず、航空機の滑走路に着陸したということだ。

当時、機長ら2人がテストフライトをしていたとみられ、機体の損傷やケガなどはなかったということだ。

学校などによると、機体はドクターヘリとしても使用されるもので、無線の不調などはなく、トラブルは機長の人為的ミスだった可能性が高いということだ。

国の運輸安全委員会は、重大インシデントと認定し、9日午後1時頃、航空事故調査官が学校関係者への聞き取りや機体の確認など調査を始めた。

ヒラタ学園をめぐっては、ことし5月にも小型飛行機が滑走路に胴体着陸し、重大インシデントと認定されるなど、トラブルが相次いでいる。

(関西テレビ 2024年8月9日)