サイバートラックで初の死亡事故。運転ミスか?車両の不具合か?

AI要約

米国運輸省道路交通安全局がTeslaのサイバートラックによる死亡事故を調査中

事故の詳細や原因は不明のままで、テキサス州で車両が炎上し運転手が死亡

テスラのサイバートラックは初死亡事故だが、リコールの問題もあり注目されている

サイバートラックで初の死亡事故。運転ミスか?車両の不具合か?

運転手のミスか? それとも車両に不具合があったのか?

米国運輸省道路交通安全局が現在、今週発生したTesla(テスラ)サイバートラックが衝突し炎上した事故を調査しているとロイター通信が報道しています。この事故で車両の運転者が死亡しています。これまでにもサイバートラックの事故は数多くありましたが、今回が初めての死亡事故だということです。

初期調査によると、テキサス州公安局はトラックが8月5日月曜の午前1時45分ごろに道路から逸脱し、排水溝に衝突して炎上したと述べています。

運転者は現場で死亡が確認されました。また、運転者は火傷のため当初身元を特定できず、車両識別番号も火災により不明瞭になっていたため、識別が困難になっていたと報告されています。

月曜日の時点で、運転者が車両の制御を失ってしまった原因はまだ不明でした。その後、米Gizmodoは詳細な情報を求めて地元当局に連絡を取りましたが、今のところ回答はありません。

その姿が酷評されているテスラのサイバートラックは、ここ半年でアメリカで徐々に見かけられるようになってきました。当初は2019年に発表され、それ以来イーロン・マスクが何度も話題にしてきましたが、正式に顧客への車両の引き渡しを開始したのは昨年11月のこと。まだあまり走っていないサイバートラックですが、私はカリフォルニア州内でこれまで少なくとも6台ほど停車しているのを見かけています。

まだ数が少ないこともあって注目を集めているサイバートラック。つい先日も、ドナルド・トランプが人気ストリーマーのAdin Ross氏からサイバートラックを1台贈られたことで、大統領選挙キャンペーンのコンテンツとして話題となっています。

しかし、話題になるのはネガティブな問題の方が多く、テスラは2024年モデルのサイバートラックに対して4回のリコールを発表。数週間前にはワイパーの問題が発覚し、1万1000台以上の車両がリコールされています。