ゴルフ場にマイナカード顔認証でチェックイン 記名不要の実証実験

AI要約

デジタル庁は、ゴルフ場での受付の時などにマイナンバーカードを使う実証実験を4カ所のゴルフ場で行うと発表しました。

実証実験では、マイナンバーカードを使用して受付を効率化し、利用者の年齢確認を行うことでゴルフ場利用税の課税対象者を判断します。

さらに、地元観光促進のために参加者に地元名産品の割引クーポンを配布することも計画されています。

ゴルフ場にマイナカード顔認証でチェックイン 記名不要の実証実験

デジタル庁は、ゴルフ場での受付の時などにマイナンバーカードを使う実証実験を4カ所のゴルフ場で行うと発表しました。

 デジタル庁によりますと、現在、多くのゴルフ場では、受付の時に利用者が氏名や住所などを紙に記入しています。

 今回の実証実験では、利用者が受付時にマイナンバーカードを端末にかざし、顔認証をすることでチェックインできるようにするということです。

 利用者がゴルフ場利用税の課税対象者かどうかを判断するための年齢確認が効率的にできるかも検証します。

 また、ゴルフ場周辺地域への観光促進効果を検証するため、実証実験の参加者には地元の名産品を割引購入できるクーポンなどを配るということです。

 実証実験は、9月から神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場など4カ所で行います。

 河野デジタル大臣は「こうした実証実験が同じような色々なシーンに横展開できる、そういうきっかけになることを期待したい」と話しました。