国家資格がデジタル化 マイナンバーと連携

AI要約

2024年8月6日より、マイナポータルで国家資格等に関する手続きが可能となる。

全84の国家資格等が段階的にデジタル化される予定で、第一弾では介護福祉士など4つの資格が対象となる。

デジタル化により、手続きの簡略化や外部サービスとの連携が可能となる。

国家資格がデジタル化 マイナンバーと連携

マイナンバー法の改正を受け、2024年8月6日より、マイナポータルで国家資格等に関する手続きが可能となる。第一弾は介護福祉士など4つの資格が対象だ。

 マイナンバー法の改正を受け、2024年8月6日より、マイナポータルで国家資格等に関する手続きが可能となる。第一弾は介護福祉士など4つの資格が対象だ。

 

最終的に全84の国家資格等がデジタル化

 国家資格等のデジタル化は、これまで書面で対応してきた各種申請手続きなどをマイナンバーカードとマイナポータルの組み合わせでデジタル化するもの。対象は全84種類の資格類で、準備が整ったものから段階的に対応を拡大。8月6日から実施の第一弾では、「介護福祉士」「社会福祉士」「精神保健福祉士」「公認心理師」が対象となる。

 

 デジタル化のメリットは、利用者が役所等へ出向くことなく、マイナポータル上で各種申請や手続き状況の確認ができることや、申請に必要な住民票の写しなどの省略、転居や結婚で住所、氏名が変わった際の手続きの簡略化などが可能となること。

 

 手続き以外では、改ざん検証機能を備えたデジタル資格者証の発行、マイナポータルAPIを利用した外部サービスとの資格情報の連携といった機能も利用できるようになる予定だ。

 

 デジタル化の実施後も、書面を利用した手続きは残るため、利用シーンに応じてアナログとデジタルを使い分けることも可能だ。

 

文● @sumire_kon