自動運転バスの実証実験が始まる【岩手・釜石市】
釜石市で自動運転バスの実証実験が始まり、地元の人たちが参加して出発式が行われた。
実験にはエストニアの会社製の電気バスが使用され、自動運転で運行されるが、緊急時や停止後の発進はオペレーターが操作する。
実証実験は22日まで行われ、その結果に基づいて今後の運行について検討される予定である。
運転手不足などに対応しようと、自動運転バスの実証実験が釜石市で5日から始まりました。
釜石市の平田地区で地元の人たちなどが参加して出発式が行われました。
実証実験が行われる車両はエストニアの会社が製造した電気バスで、オペレーターを含めた8人乗りです。
事前の走行でルートを記憶していて、基本的には自動運転ですが、緊急時や交差点などで停止したあとの発進はオペレーターがコントローラーで操作します。
住宅地やスーパーなど2つのルート、あわせておよそ7キロを時速20キロほどで走ります。
午前と午後にわけて毎日5便が運行されます。
運賃は無料ですが乗車するには電話やラインでの予約が必要です。
実証実験は22日までで、市ではその結果を踏まえて、今後の運行について検討していくということです。