福岡銀や西シ銀、普通預金金利0.02%→0.1% 9月2日から

AI要約

福岡銀行などを傘下に置くふくおかフィナンシャルグループと、西日本シティ銀行が普通預金金利を引き上げることを発表。

日本銀行の金融政策変更を受けての対応で、普通預金金利の引き上げが行われ、さらに定期預金にも影響する方針。

福岡銀行は住宅ローン金利も引き上げ、日銀の政策変更に適応する動きを見せている。

福岡銀や西シ銀、普通預金金利0.02%→0.1% 9月2日から

 福岡銀行などを傘下に置くふくおかフィナンシャルグループと、西日本シティ銀行は2日、普通預金金利を0.02%から0.1%に引き上げると発表した。改定日はいずれも9月2日。定期預金についても引き上げる方針だ。

日本銀行が7月末の金融政策決定会合で追加利上げを決めたことなどを受けた対応。4月にも日銀のマイナス金利解除を受けて、普通預金金利を0.001%から0.02%に引き上げていた。このときの引き上げは、福岡銀や西シ銀などでは約17年ぶりだった。

 また、福岡銀は8月の住宅ローン10年固定型の金利を前月から0.05%引き上げ、1.75%とした。日銀の一連の政策変更の影響などを踏まえた。今後は、各行の変動型の金利も上昇する可能性がある。(松本真弥)