“億超え”達成!? 超高級ブランド「メルセデス・マイバッハ」初のSUVがオークションに登場 99台限定の“特別なGクラス”が凄かった

AI要約

メルセデス・マイバッハG650ランドレーは、2018年に製造された超高級SUVで、最も贅沢な車の一つとして知られています。

エンジンから内装まで徹底的にこだわり抜かれたG650ランドレーは、最新テクノロジーと卓越したパフォーマンスを兼ね備えています。

オークションでの落札価格は1億657万円にも上り、その希少性と魅力が世界中の自動車愛好家を惹きつけました。

“億超え”達成!? 超高級ブランド「メルセデス・マイバッハ」初のSUVがオークションに登場 99台限定の“特別なGクラス”が凄かった

 ドイツ・テゲルンゼーで開催されたRMサザビーズ主催のオークションで、「メルセデス・マイバッハG650ランドレー(Mercedes-Maybach G650 Landaulet)」が出品され、話題を呼びました。

 マイバッハは1900年代初頭に、ダイムラー社でエンジン開発を行っていたヴェルヘルム・マイバッハ氏が創業したドイツのメーカーです。第2次世界大戦前には高級車の生産をおこなっていました。

 戦後はダイムラー・ベンツの傘下に入り、その名前は2002年に超高級ブランド「マイバッハ」として復活しました。

 2014年には改めて「メルセデス・マイバッハ」としてブランドが立ち上がり、現在では「Sクラス」「SL」「GLS」「EQS SUV」と、メルセデス・ベンツのラインナップのさらに上級なモデルとして、世界中の富裕層に愛されています。

 今回、オークションに出品された「G650ランドレー」は、2017年2月に発表されたメルセデス・マイバッハブランド初のSUVです。

 メルセデスAMG「G65」をベースにホイールベースを50cm以上延長。Gクラスにコンバーチブルの後席をつけました。エンジンはAMGに依頼し、フラッグシップだった「AMG S65スーパーサルーン」用の巨大な6リッターV型12気筒ツインターボを搭載。621馬力を発生するエンジンと7速ATが組み合わされました。0-100km/h加速は6秒未満という加速力を誇ったといいます。

 さらに地上高は450mmアップ、3つのロック式ディファレンシャルが装備され、悪路走破性も向上されています。

 その後マイバッハ部門により、S600リムジンから転用されたリクライニング/メモリー/マッサージ機能付きのリアシートが取り付けられました。

 メルセデス・マイバッハG650ランドレーの生産台数はわずか99台。今回出品されたのは2018年3月に納車されたモデルで、デジーノ・ミスティック・ホワイトのボディカラーにベージュのソフトトップ、さらにインテリアは専用のナッパレザーパッケージが組み合わされます。

 Harman Kardonのサラウンドサウンドシステム、ベロアフロアマット、メルセデス・マイバッハ クロームパッケージ、AMGカーボン トリムディテール、22インチ イマージョンポリッシュアロイホイールなども装備されています。

 走行距離はわずか278kmで、ほぼ新品同様です。

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 そんな2018年製のメルセデス・マイバッハG650ランドレーですが、66万8750ユーロ(約1億657万円)で落札されました。