韓国CPI、7月は前年比+2.6% 4カ月ぶりに加速

AI要約

韓国統計局が発表した7月の消費者物価指数は前年比2.6%上昇し、過去4か月ぶりに伸びが加速した。

エコノミスト予想を上回る結果となった7月のCPIは、前月比0.3%上昇し、野菜価格や石油製品価格の上昇が影響している。

食品やエネルギー製品を除いたコアインフレ率は横ばいで、3カ月連続の状況となった。

韓国CPI、7月は前年比+2.6% 4カ月ぶりに加速

[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が2日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前年比2.6%上昇した。供給サイドの圧力により4カ月ぶりに伸びが加速した。

6月は11カ月ぶり低い伸びとなる2.4%を記録していた。エコノミスト予想は2.5%上昇だった。

7月のCPIは前月比では0.3%上昇し、5カ月ぶりの高い伸びとなり、エコノミスト予想の0.25%を小幅上回った。6月は0.2%下落していた。

石油製品は前月比3.3%、農産品は0.9%、それぞれ上昇した。野菜価格も6.3%上昇した。

変動の激しい食品とエネルギー製品を除いたコアインフレ率は2.2%で、3カ月連続で横ばいとなった。