日本の富裕層は何パーセント?富裕層に共通する3つの特徴とは

AI要約

2024年7月19日に公表された消費者物価指数の総合指数は前年同月比で2.8%の上昇となりました。

資産が1億円以上の富裕層や超富裕層の割合や保有する資産額が示され、日本の世帯数の中でどれくらいの割合を占めているかが明らかになりました。

富裕層や超富裕層は少数ながらも、全体の資産のかなりの部分を占めていることが分かります。

日本の富裕層は何パーセント?富裕層に共通する3つの特徴とは

2024年7月19日に公表された消費者物価指数の総合指数は前年同月比で2.8%の上昇となりました。

毎年約3%ずつモノの値段が上がっているとなると、生活が圧迫されていると感じている人も少なくないでしょう。

では、家計を上手にやりくりしながら貯蓄を増やすにはどうすればよいのでしょうか。

今回は、国内の富裕層の割合を紹介し、後半では富裕層の特徴について解説します。

この記事を参考にして、家計管理や貯蓄方法の見直しに役立ててみてください。

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野村総合研究所のニュースリリースでは、資産が1億円を超える層を富裕層と分類しています。その中でも資産が5億円以上の層は超富裕層として分類されます。

資産が1億円以上の人を「億り人」と呼ぶこともありますが、億り人=富裕層という認識を持っている方も多いのではないでしょうか。

では資産が1億円を超える富裕層はどれくらいいるのかみてみましょう。

 ・超富裕層(5億円以上):9万世帯/105兆円

 ・富裕層(1億円以上5億円未満):139万5000世帯/259兆円

 ・準富裕層(5000万円以上1億円未満):325万4000世帯/258兆円

 ・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):726万3000世帯/332兆円

 ・マス層(3000万円未満):4213万2000世帯/678兆円

2023年3月1日に公表された最新のデータによると、資産1億円以上~5億円未満が約2.6%(139万5000世帯)、5億円以上が約0.2%(9万世帯)、合計した世帯数は148万5000万世帯。日本の中では、全体の約2%が該当しているということになります。

富裕層・超富裕層世帯で364兆円を保有しており、たった3%の世帯数でマス層の678兆円の約半分に匹敵する資産を保有しています。