【日本株】高ROAで値上がり益も狙える「高配当株」の2銘柄！配当利回り4.44％のスターティアHDや、配当が3年で倍増の山田コンサルティンググループに注目

AI要約

高ROAで”稼ぐチカラ“を持っている株に注目！

スターティアホールディングスと山田コンサルティンググループが高い配当利回りを誇る。

海外投資家の注目も集まる企業だ。

スターティアホールディングスは中小企業向けにクラウドツールを提供し、ITインフラ事業からデジタルマーケティングにシフト。過去最高益を更新。

山田コンサルティンググループは事業再生・承継に強みを持つ経営コンサル大手で、M＆A案件を強化中。コンサルティング事業の需要により、過去最高益を達成する見通し。

投資家にとって魅力的な高ROA株の選択肢として、スターティアホールディングスと山田コンサルティンググループは注目の価値がある。

【日本株】高ROAで値上がり益も狙える「高配当株」の2銘柄！配当利回り4.44％のスターティアHDや、配当が3年で倍増の山田コンサルティンググループに注目

　【高配当株】高ROAで”稼ぐチカラ“を持っているうえに配当利回りも高い「スターティアホールディングス」と「山田コンサルティンググループ」に注目！　

●5年で配当10倍増の「スターティアホールディングス」や、

過去最高益達成の「山田コンサルティンググループ」に注目！　

　配当利回りが高い「高配当株」に投資し、配当をもらいながら値上がり益も狙いたいという人は多いだろう。

　そこで注目したいのが、海外投資家が好む「稼ぐチカラがある株」だ。昨年4月以降、海外投資家の日本株への資金流入が続いている。これは、手元に貯め込んでいる余剰資金を低PBRの是正や成長投資に振り向け始めた、日本企業の変化を評価しているからだ。

　「今後、莫大な資金量を誇る海外投資家が買ってくるのは、高ROA株でしょう」とフェアトレードの田村祐一さんは言う。

　「米国では、企業の収益性を判定するのにROAがよく用いられます。ROAは利益を総資産で割って計算する指標。効率よく利益を稼いでいる企業ほどROAは高くなります」(田村さん)

　ROAの目安は、一般的に5％以上であれば優良企業とみなされる。そこで、以下では「高ROA」という条件を満たす高配当株2銘柄を紹介しよう(※データは7月3日時点。銘柄選択と分析コメントは、フェアトレードの田村祐一さん)。

　一つ目の銘柄は、ROAが13.3％あり、配当利回り4.44％のスターティアホールディングス(3393)だ。

　スターティアホールディングスは中小企業向けにクラウドツールを提供する企業。マーケティングやAR(拡張現実)コンテンツ制作サービスに注力している。前期はITインフラ事業の電力売上が調達コスト下落の影響を受けたが、デジタルマーケティングの利益化が貢献し、過去最高益を更新。ストック売上を中心とした販売に注力しつつ、生産性を高め、今期も過去最高益を更新する見通しだ。累進配当を採用している点も好材料。

　続いて紹介する銘柄は、ROA16.1％で配当利回り3.50％の山田コンサルティンググループ(4792)だ。

　山田コンサルティンググループは、事業再生・承継に強い経営コンサル大手。M＆A案件を強化中。M＆A助言の契約件数などが伸びて、前期は売上高と利益がともに過去最高を達成。コロナ禍での停滞を脱し、収益力が向上している。今期もコンサルティング事業の需要増加により、過去最高益を更新する見通し。「高水準かつ安定的な配当」を掲げ、株主還元策の強化も継続する。

投資株式ビジネス高ROA株配当利回り海外投資家クラウドツール M＆A案件