「過去最高に稼ぐ高配当株」でおすすめの2銘柄を紹介!配当が2年で2倍以上になった「ダイダン」、4年で4倍以上になった「宮地エンジニアリンググループ」に注目!

AI要約

長期的に配当をもらい続けたいなら、"ダイダン"と"宮地エンジニアリンググループ"に注目。ダイダンは2年で配当が2倍以上に増加し、宮地エンジニアリンググループは大幅増配基調で配当利回りが高い。

「過去最高に稼ぐ高配当株」を見極めるには、今期の売上高と営業利益が過去最高予想であること、配当性向が70%以下で直近10年での減配が1回以下であることが重要。

ダイダンと宮地エンジニアリンググループはこの条件を満たしており、それぞれの企業の事業内容や配当の増加傾向が紹介されている。

「過去最高に稼ぐ高配当株」でおすすめの2銘柄を紹介!配当が2年で2倍以上になった「ダイダン」、4年で4倍以上になった「宮地エンジニアリンググループ」に注目!

 【高配当株】長期的に配当をもらい続けたいなら“しっかり稼いで大幅増配”している「ダイダン」と「宮地エンジニアリンググループ」に注目! 

●2年で配当が2倍以上に増加した「ダイダン」や、

大幅増配基調の「宮地エンジニアリンググループ」に注目! 

 配当利回りが高い「高配当株」を買って長期保有したいなら、利益をしっかり稼ぐ力があり、配当を安定的に出せる銘柄を狙いたい。そこで、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんが注目するのが「過去最高に稼ぐ高配当株」だ。

 「今期の売上高と営業利益が過去最高予想の企業は、競争力がある商品やサービスを持っていることが多い。つまり、長期にわたって配当を継続できる銘柄の可能性が高いといえます」(小林さん)

 そこで、以下では「今期の売上高と営業利益が過去最高予想」「配当性向70%以下」「直近10年で減配が1回以下」という条件を満たす2銘柄を紹介しよう(※データは7月3日時点。分析コメントは、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さん)。

 一つ目の銘柄は、配当利回り3.49%のダイダン(1980)だ。

 ダイダンは空調や電気、給排水衛生設備などの工事を展開する企業。半導体・車載用電池工場の大型案件などが寄与し、受注高は大幅増。3期連続で大幅な増収増益となる見通しだ。今期から配当性向40%以上かつDOE4%を下限とする新たな配当方針を発表。配当は2023年3月期の50円から今期は104円と、2年で2倍以上になっている。人的資本・DXへの成長投資にも期待。

 続いて紹介する銘柄は、配当利回り3.92%の宮地エンジニアリンググループ(3431)だ。

 宮地エンジニアリンググループは、橋梁・建築・沿岸構造物など社会インフラの建設や補修を主力事業とする企業。高速道路の大規模更新工事を取り込んで拡大。国土強靱化が推進されるなか、国内公共投資の予算は今後も底堅い推移が期待できる。受注高は前年比27%増と過去最高に。総還元性向(※企業の株主還元の度合いを示す指標の一つ。配当金と自社株買いの金額を合計し、これを当期純利益で割って計算する)60%を目安に株主還元を維持・拡大へ。大幅増配基調を続けており、配当は4年で4倍超になっている。