イタリア、第2四半期GDP速報値は前期比+0.2% 内需が下支え

AI要約

イタリアの第2四半期GDPは前期比0.2%増、前年同期比0.9%増となり、予想に合致。

内需が成長をけん引し、政府は今年の経済成長率を1%と見込んでいる。

統計局によれば、国内部門がプラスに寄与する一方で、純輸出部門がマイナスに寄与した。

イタリア、第2四半期GDP速報値は前期比+0.2% 内需が下支え

[ローマ 30日 ロイター] - イタリア統計局(ISTAT)が30日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増で、予想と一致した。内需がけん引した。

前年同期比では0.9%増加し、こちらも予想通りだった。

政府は4月、今年の経済成長率は1%と見込み、昨年の0.9%とほぼ同水準と予想した。

統計局は「需要面では、国内部門(総在庫増減)がプラスに寄与し、純輸出部門がマイナスに寄与した」と説明した。

速報値では内訳は公表されない。ただ統計局は、サービス業が成長を支えたのに対し、工業と農業はともにマイナスの影響を及ぼしたと指摘した。