# 内需

「昼はパン屋、夜は配達」…Nジョブの「一人社長」が過去最多=韓国(1)
2024.07.05

「昼はパン屋、夜は配達」…Nジョブの「一人社長」が過去最多=韓国(1)

ソウル道峰区(ドボング)でパン屋を経営する40代の自営業者イさんは営業が終わる午後10時から夜間の宅配アルバイトをする。大幅にアップした人件費のためアルバイトを使わず一人で店を経営しているが、最近は賃貸料や材料費までが一斉に上がり、本業だけで暮らすのが難しくなったからだ。イさんは「体はきついが

非上場車部品5社24年3月期 全社が営業増益 得意先増産や円安で
2024.07.05

非上場車部品5社24年3月期 全社が営業増益 得意先増産や円安で

 中部地方に本社を構える非上場の主要自動車部品メーカー5社の2024年3月期決算がまとまった。車両生産の増加や円安効果、原燃料費の価格転嫁が進んだことで、営業損益で全5社が増益(黒字化含む)となった。ただ、中国では日系完成車メーカーの販売不振が続いており、各社は先行きへの警戒を強めている。

韓国政府、農水産物割引など物価安定に5.6兆ウォン…学資金貸出金利1.7%で据え置き
2024.07.04

韓国政府、農水産物割引など物価安定に5.6兆ウォン…学資金貸出金利1.7%で据え置き

韓国政府が3日に発表した「下半期の経済政策方向」では、「週最大69時間勤務」議論を呼び起こした労働時間制度改編案も再びまとめることにした。振替休日制改善、休憩時間選択権向上など先進国型の勤務・休息システム構築案研究にも着手する。例えば米国と欧州連合(EU)など主要国は勤務時間内の休憩時間を柔軟

韓国、今年の成長率を2.2%から2.6%に上方修正…輸出回復効果
2024.07.04

韓国、今年の成長率を2.2%から2.6%に上方修正…輸出回復効果

 韓国政府は、輸出回復を反映し、今年の経済成長率見通しを2.6%へと上方修正した。ただし、民間消費などの内需指標の見通しは従来のものを据え置いた。政府は下半期の景気対応手段として、建設投資の拡大を打ち出した。「健全財政」基調にこだわり、凍りついた内需景気を引き上げるための積極的な浮揚策は打ち出

韓国、車が売れない…景気低迷で上半期の完成車内需が12%急減
2024.07.03

韓国、車が売れない…景気低迷で上半期の完成車内需が12%急減

 今年上半期、韓国の完成車メーカー5社の総販売台数が400万台を下回った。内需販売の不振が影響した。 1日、現代自動車・起亜・韓国GM・ルノーコリア・KGモビリティの5社の完成車メーカーが報告した販売実績によると、今年上半期(1~6月)に韓国内外で合計398万4035台(半組立品

韓国の6月の輸出、5.1%増…「史上最大」の半導体輸出がけん引役
2024.07.02

韓国の6月の輸出、5.1%増…「史上最大」の半導体輸出がけん引役

 韓国の先月の輸出が1年前より5.1%増加し、9カ月連続で続く輸出増加の流れを繋いだ。貿易収支は半導体輸出の好調などに支えられ、80億ドルの黒字を記録し、2020年9月(84億2000万ドル)以来45カ月ぶりの最大水準となった。 産業通商資源部が1日発表した今年上半期および6月の

仏製造業PMI、6月改定45.4に低下 需要低迷が生産の重し
2024.07.01

仏製造業PMI、6月改定45.4に低下 需要低迷が生産の重し

[パリ 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のフランスHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.4と、5月の46.4から低下した。消費財の内需が減少したほか、コスト圧力が強まった。製造業が近く回復するとの期待が後退した。速報値の

韓国輸出良好で経済も大丈夫? 「内需の照尺」小売り販売、15年ぶり最大幅の減少
2024.07.01

韓国輸出良好で経済も大丈夫? 「内需の照尺」小売り販売、15年ぶり最大幅の減少

内需不振が長期化しながら下半期の経済に警告灯が灯った。財貨消費を示す小売り販売は15年ぶりの下げ幅を記録し、民間消費を支えたサービス業まで振るわない流れを見せているためだ。韓国統計庁が先月30日に明らかにしたところによると、1~5月の財貨消費を意味する小売り販売額指数(不変指数)

韓国、10カ月ぶり生産・消費・投資「トリプル減少」…輸出だけ好況
2024.06.29

韓国、10カ月ぶり生産・消費・投資「トリプル減少」…輸出だけ好況

先月、韓国の生産・消費・投資が同時に減り、10カ月ぶりの「トリプル減少」となった。今後の景気を予告する先行指数も下落した。半導体を中心にプラス行進が続いている輸出を除けば、景気回復の速度は遅いという評価が出ている。統計庁が28日に発表した「5月の産業活動動向」によると、先月の全産

今後40年先まで人口が増加していくインド、投資先としてのポテンシャルは?
2024.06.27

今後40年先まで人口が増加していくインド、投資先としてのポテンシャルは?

世界経済の新たな潮流として注目を集める国、それがインドです。2023年、インドは中国を抜いて人口世界一の国となったことは記憶に新しいと思います。現在、インドの人口は14億人を超え、その膨大な人口がインドの経済成長を強力に支えています。特に若年層の多さがインドの急成長を支える重要な

中国の24年成長率予想5%に引き上げ、輸出見通し改善-BN調査
2024.06.26

中国の24年成長率予想5%に引き上げ、輸出見通し改善-BN調査

(ブルームバーグ): 中国の輸出見通しは改善し、個人消費が鈍化する中でも世界2位の経済大国である同国の成長を後押ししそうだ。ブルームバーグのエコノミスト調査でそうした見通しが示された。エコノミスト22人の予想中央値では、今年の輸出は前年比4.3%増加する見込み。この調査は6月17

日経平均は続伸、終値で3万9000円台回復 バリュー株しっかり
2024.06.25

日経平均は続伸、終値で3万9000円台回復 バリュー株しっかり

Hiroko Hamada[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比368円50銭高の3万9173円15銭と、続伸して取引を終えた。前日の米国株市場でダウ工業株30種が底堅く推移した流れを引き継いでバリュー(割安)株が買われ、相場を支えた。プライ

【コラム】中国、パンデミック以前より在庫11%増加…産業好況の裏面の影
2024.06.25

【コラム】中国、パンデミック以前より在庫11%増加…産業好況の裏面の影

デジャヴュ(Deja Vu)だ。米国が1980年代後半に日本と貿易戦争をしながら叫んだ「過剰設備」と「過剰生産」という言葉が、一世代(約30年)の時差を置いてまた響いている。今回の相手は中国だ。過剰を叫ぶ側は米国や欧州などだ。中国の過剰設備・生産が国際経済と政治領域でアジェンダに

韓国、自動車輸出が過去最大、内需は萎縮…下半期もSUV人気続く
2024.06.24

韓国、自動車輸出が過去最大、内需は萎縮…下半期もSUV人気続く

今年の韓国自動車産業は輸出が過去最大となり、国内販売はマイナス成長すると予想された。上半期の輸出を牽引したSUVの人気は下半期も続くとみられる。自動車モビリティー産業協会(KAMA)は23日、報告書「2024年自動車産業上半期評価および下半期展望」でこのような見通しを示した。

中国財政収入、1─5月は前年比2.8%減 支出は3.4%増
2024.06.24

中国財政収入、1─5月は前年比2.8%減 支出は3.4%増

[北京 24日 ロイター] - 中国財政省によると、2024年1─5月の財政収入は前年比2.8%減少した。1─4月(2.7%減)から減少幅が拡大した。財政支出は3.4%増加。1─4月は3.5%増だった。同省のデータに基づくロイターの計算で5月の財政収入は前年

中国の銅輸出、5月は過去最高を記録-国内の需要低迷で海外に活路
2024.06.19

中国の銅輸出、5月は過去最高を記録-国内の需要低迷で海外に活路

(ブルームバーグ): 中国の銅輸出は5月に過去最高を更新した。国内の需要低迷で、トレーダーは余剰分の売却先を海外市場に求めざるを得なくなった。税関総署の最新データによると、5月の未加工銅・銅製品の輸出量は15万トン近くと、前年同月の2倍に増加し、2012年に記録した従来の過去最高

2か月連続「内需拡大の兆し」 物価上昇鈍化=韓国政府報告書
2024.06.14

2か月連続「内需拡大の兆し」 物価上昇鈍化=韓国政府報告書

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は14日公表した経済動向報告書(グリーンブック)で、最近の韓国経済について「物価上昇の勢いが鈍化する中、製造業と輸出の好調や訪韓観光客の増加、サービス業の改善など内需回復の兆しが勢いを増している」とし、「景気回復の流れが次第に拡大している」との認識を示した。<

韓国、就業者増加鈍化にも…15~64歳の雇用率初めて70%、60代が上昇牽引
2024.06.13

韓国、就業者増加鈍化にも…15~64歳の雇用率初めて70%、60代が上昇牽引

韓国の5月の就業者数が1年前と比較して8万人増えるのにとどまった。3年3カ月ぶりの低水準の増加幅だ。韓国政府は公休日と気象条件などによる一時的な下落にすぎず、雇用状況が悪化したものではないと線を引いた。実際に同月の15~64歳に雇用率は初めて70%を超えた。韓国統計庁が12日に発

中国消費者物価5月は0・3%上昇 4カ月連続上昇も不動産不況による内需低迷が重しに
2024.06.12

中国消費者物価5月は0・3%上昇 4カ月連続上昇も不動産不況による内需低迷が重しに

【北京=三塚聖平】中国国家統計局が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0・3%上昇した。4カ月連続でプラスを維持したものの、上昇率は4月から変わらなかった。中国政府は、2024年の消費者物価の上昇率を「3%前後」に設定している。ただ、長期化している不動産不況

中国物価、0.3%上昇 4カ月連続プラス 5月
2024.06.12

中国物価、0.3%上昇 4カ月連続プラス 5月

 【北京時事】中国国家統計局が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で0.3%上昇した。 伸び率は前月と変わらず。4カ月連続のプラスとなったが、不動産不況を背景に内需は低迷しており、物価の押し下げ圧力はなおも根強い。