ウジミナス 4―6月 純損失29億円 3四半期ぶり赤字

AI要約

日本製鉄の持ち分法適用会社であるウジミナスが4―6月決算を発表し、純損失が29億円に達し、3四半期ぶりの赤字となった。収益環境の悪化と為替の影響が主な要因とされる。

ウジミナスの4―6月決算では、1―3月比で40・6%の減少となる金利・税・償却前の利益(EBITDA)が報告された。収益状況の悪化が数字に現れている。

為替の変動も大きな要因となり、1億9400万レアル以上の減益が発生した。ウジミナスは厳しい業績を背負っている状況と言える。

 日本製鉄の持ち分法適用会社で伯鉄鋼大手のウジミナスが26日発表した4―6月決算によると、純損失は9973万レアル(29億円、1―3月は3565万レアルの利益、前年同期は2億8736万レアルの利益)と3四半期ぶりの赤字だった。収益環境の悪化に加え、為替で1億9400万レアルあまりの減益要因が響いた。金利・税・償却前の利益(EBITDA)は2億4729万レアルと1―3月比40・6%減った。