万博会場に認知症の人や高齢者の折り鶴展示へ 住友生命が市民団体に10万円寄付

AI要約

住友生命保険は、職員らの社会貢献活動で集まった寄付金10万円を、認知症の人や高齢者らの支援活動をしている市民団体に贈呈した。

市民団体は2025年大阪・関西万博の共創プログラムに参加し、認知症の人や高齢者らが折った鶴を会場に展示する活動をしている。

寄付金を受け取った実行委総合プロデューサーは、鶴を折る活動を通じて、認知症の人や高齢者らに社会とのつながりを感じさせたいと語った。

万博会場に認知症の人や高齢者の折り鶴展示へ 住友生命が市民団体に10万円寄付

住友生命保険は26日、職員らの社会貢献活動で集まった寄付金10万円を、認知症の人や高齢者らの支援活動をしている市民団体「ゆめ伴(とも)プロジェクトin門真実行委員会」に贈呈した。

同実行委は2025年大阪・関西万博の共創プログラムに参加しており、大阪府門真市のイズミヤショッピングセンター門真にあるイベントスペース「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオン」を拠点に活動。認知症の人や家族、高齢者らが自宅や介護施設で折った鶴や、同パビリオンで市民が折った鶴を、万博会場に展示することを目指している。

色とりどりの折り鶴を飾った同パビリオンで、住友生命の担当者から寄付金を受け取った実行委総合プロデューサーの森安美さんは「鶴を折ることを通じて、孤立しがちな認知症の人や高齢者らに社会とのつながりを感じてほしい。鶴の1羽1羽が『いのちの輝き』を生み出す活動を広げたい」と話した。(井上浩平)