# 認知症

23年認知症不明者は1万9千人 11年連続で最多更新、警察庁
49分前

23年認知症不明者は1万9千人 11年連続で最多更新、警察庁

 認知症やその疑いがあり、2023年に全国の警察に届け出があった行方不明者が1万9039人に上ったことが4日、警察庁のまとめで分かった。前年から330人増え、12年の統計開始以来、11年連続での最多更新となった。 行方不明者全体の人数は9万144人。コロナ禍の20年は過去最少の7

散歩に出たまま1年帰らず 認知症の父を捜す家族、NPO設立へ
1時間前

散歩に出たまま1年帰らず 認知症の父を捜す家族、NPO設立へ

 父は1年以上前に散歩に出たまま今も帰ってこない。認知症当事者である長崎市新中川町の坂本秀夫さん(74)は2023年4月、行方不明になった。捜索を続けてきた長女の江東愛子さん(46)は父が無事に戻ってくる日を待ちながら、NPO法人の設置を決めた。同じ境遇で苦しい思いをしている各地の家族がつなが

認知症の行方不明者1.9万人で過去最多 11年連続増 警察庁
1時間前

認知症の行方不明者1.9万人で過去最多 11年連続増 警察庁

 認知症が原因で行方不明になったとして2023年に全国の警察に届け出があったのは、前年比330人増の1万9039人で過去最多を更新した。警察庁が4日、発表した。統計を取り始めた12年以降、11年連続の増加。23年中に所在を確認できなかったのは同34人減の250人だった。 認知症の

座っている時間が長いだけで認知症の発症がリスク上昇する
2時間前

座っている時間が長いだけで認知症の発症がリスク上昇する

【「立って」仕事をすれば健康で長生きできる】#3 半年ほど前、「座りすぎ」に関する衝撃的な論文が発表された。「座りすぎ問題」を研究する岡浩一朗教授(早稲田大学スポーツ科学学術院)は、「私たちのすることがなくなってしまうぐらいのインパクト」と、こう続ける。「座りすぎに

“大切なものが次々と奪われていく” 全国に推計3万5000人「若年性認知症」への理解を!《長崎》
4時間前

“大切なものが次々と奪われていく” 全国に推計3万5000人「若年性認知症」への理解を!《長崎》

アルツハイマーなど、脳の疾患で起こる「若年性認知症」。50歳で診断された長崎市の男性が、病気について知ってほしいと活動しています。同じ思いをする人に寄り添います。◇ ◇ ◇(支援センタースタッフ)「認知症の普及啓発の講習会は

確かにアルツハイマー病なのに…生前の認知機能に問題がなかった人の割合は
16時間前

確かにアルツハイマー病なのに…生前の認知機能に問題がなかった人の割合は

認知症について知っておきたい基礎知識について、榊原白鳳病院(三重県)で診療情報部長を務める笠間睦医師が、お薦めの本を紹介しながら解説します。今回は、認知症診療における“一筋の希望”について語らせていただこうと思います。さて、日本でアルツハイマー病の病名を明かして「初

米アルツハイマー病薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
2024.07.03

米アルツハイマー病薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は2日、米製薬大手イーライリリーの新たなアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」の製造販売を承認したと発表した。脳内にたまったアミロイドベータという有害タンパク質を取り除く薬で、使用開始後1年半の時点で症状の進行を22%抑える効果を示した。日本でも承認申

「認知症支援」家族より本人の意向を尊重するスウェーデン 本人より家族や支援要請者の意向を尊重する日本
2024.07.02

「認知症支援」家族より本人の意向を尊重するスウェーデン 本人より家族や支援要請者の意向を尊重する日本

 内科医の宮本礼子さんと、認知症専門看護師としてスウェーデンで働いている長谷川佑子さんが、日本とスウェーデンの高齢者医療・介護の現状を比べながら、超高齢社会の日本のあり方を考えます。 日本では、高齢者が独り暮らしをしていると、火事を起こしたり、救急車を呼んだりするのではないかと、

糖尿病と認知症を合併した親の血糖値コントロールはどうすればいい?【介護の不安は解消できる】
2024.07.01

糖尿病と認知症を合併した親の血糖値コントロールはどうすればいい?【介護の不安は解消できる】

【介護の不安は解消できる】 糖尿病の方はそうでない人に比べて認知症を発症しやすいのはご存じでしょうか。アルツハイマー型で約1.5倍、脳血管性認知症は約2倍リスクが高まるとされ、未治療の糖尿病は最も危ない危険因子のひとつといわれています。 在宅介護で問題になりやすいの

「がんと認知症」ダブル罹患時代を生き抜く!決して人ごとではない、聞いておきたい現場の声
2024.06.30

「がんと認知症」ダブル罹患時代を生き抜く!決して人ごとではない、聞いておきたい現場の声

「がんと認知症を両方患う患者に治療対応できる病院は少ない。ケアできるスタッフが少なく、現場対応の限界が出てきています」 そう話すのは、国立がん研究センター東病院・精神腫瘍科長の小川朝生医師。 超高齢社会の今、認知症患者は右肩上がりに増え続けている。2040年には推計

81歳の女性が車を運転中に川に転落し死亡 行き止まりでバックしたか 認知症の疑いも
2024.06.30

81歳の女性が車を運転中に川に転落し死亡 行き止まりでバックしたか 認知症の疑いも

きのう愛知県田原市で、車を運転していた81歳の女性が川に転落し死亡しました。女性には認知症の疑いがあるということです。 警察によりますと29日午後3時40分ごろ田原市高松町で、付近に住む男性から「車が川に落ちている」と110番通報がありました。 警察が捜索したところ

「200円」でも嬉しい…認知症の人が痛感する、働くことの「重要な意味」…私らみたいな者でも使ってくれるのだったら
2024.06.30

「200円」でも嬉しい…認知症の人が痛感する、働くことの「重要な意味」…私らみたいな者でも使ってくれるのだったら

 「(スーパーでお掃除するのは初めてですか? )初めてです。難しいですよ、やっぱり。普段しないことだから。なんかこの床も家とは違うし、難しいのは難しいですよ」(認知症の女性・81) 「何かできることがあれば、参加しようかなということで。変わったことができて、いいですよ。日常とは違

「今の状態を保てるのではないか」アルツハイマー病で期待の新薬 対象者の条件と費用
2024.06.29

「今の状態を保てるのではないか」アルツハイマー病で期待の新薬 対象者の条件と費用

認知症について取り上げていきます。まずは簡単にもの忘れのチェックをしてみましょう。まずはこちらの絵を覚えて下さい。では、次にこちら。▽きょうは何月何日ですか?▽100-7=?▽93-7=?では、数

「銀行よりも自宅のほうが安全だ」なぜ一部の高齢者は自宅に現金を隠すのか?
2024.06.29

「銀行よりも自宅のほうが安全だ」なぜ一部の高齢者は自宅に現金を隠すのか?

「銀行よりも自宅のほうが安全だ」そう考えて、多額の現金を自宅に隠している人たちがいる。この傾向は特に高齢者に多く、これが相続人の悩みの種になっていると、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。その現金の保管の仕方は十人十色で、たとえばマットレスの下

注意されても、酒もタバコもやめなくていい…和田秀樹が「医者の言いなりでは人生を損する」と説く理由
2024.06.29

注意されても、酒もタバコもやめなくていい…和田秀樹が「医者の言いなりでは人生を損する」と説く理由

悔いのない人生を送るにはどうすればいいのか。医師の和田秀樹さんは「大切なのは『どのように生きるか』を自分で決めることだ。お酒やタバコをやめるかどうかも、医者の言いなりになるのではなく、自分の本音と向き合って決めたほうがいい」という――。 ※本稿は、和田秀樹『本当の人生 人生後半は

認知症がん患者の対応、拠点病院98%が苦慮 対がん協会実態調査
2024.06.29

認知症がん患者の対応、拠点病院98%が苦慮 対がん協会実態調査

 地域のがん医療の拠点となっている病院の約98%が、認知症のがん患者への対応で困ったことがあるという調査結果を、日本対がん協会がまとめた。高齢化が進み、認知症のあるがん患者が増えているが、対策が追いついていない実態が浮かんだ。 調査は2023年4~6月、全国のがん診療連携拠点病院

“意外なスポーツ”が危険因子になることも…専門医が教える「認知症予防」5つのポイント
2024.06.28

“意外なスポーツ”が危険因子になることも…専門医が教える「認知症予防」5つのポイント

〈認知症の新薬「レカネマブ」効果・副作用、治療にかかる費用は? 専門医が徹底解説!〉 から続く 2023年12月から保険適用になった、新規アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」。その実力は――。ここでは、慶応義塾大学医学部特任教授・伊東大介氏の新刊 『認知症医療革命』(扶桑社新書

外国語学習による「脳への刺激」で認知症を予防することはできるのか
2024.06.27

外国語学習による「脳への刺激」で認知症を予防することはできるのか

認知症予防といえば脳トレやウォーキング、楽器演奏などが定番だが、最近、外国語学習を取り入れている人が増えているという。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が専門家にその効果を尋ねた。私の父は57歳のときにフランス語を習いはじめることにした。家庭教師に週2回学び、レッスン前には宿題をこな

ジャーマンシェパードの警察犬「オランジェット号」 行方不明の認知症女性を無事発見 副賞でボールのおもちゃ
2024.06.27

ジャーマンシェパードの警察犬「オランジェット号」 行方不明の認知症女性を無事発見 副賞でボールのおもちゃ

行方不明になった認知症の女性を見つけた“お手柄”で、埼玉県警の嘱託警察犬に感謝状とボール型のおもちゃが贈られました。埼玉県警浦和署 塚本英吉 署長「行方不明者の早期発見に多大な貢献をされました。感謝の意を表します」埼玉県警の浦和警察署から表彰されたのは

軽度認知障害の改善 「頭の中のモヤモヤが晴れる」トレーニングとは…認知症予防に向けて心がけたい生活習慣
2024.06.27

軽度認知障害の改善 「頭の中のモヤモヤが晴れる」トレーニングとは…認知症予防に向けて心がけたい生活習慣

 認知症になる手前の段階とされる軽度認知障害(MCI)の高齢者は来年、65歳以上のほぼ6人に1人にあたる564万人に――。国の研究チームが5月に将来推計を公表した。認知症予防への関心が高まる中、頭と体のトレーニングや生活習慣の見直しといった取り組みが進んでいる。(野島正徳) 「こ