英当局、ファイザーの新型コロナワクチン承認 JN.1変異株対応

AI要約

英国のMHRAは、ファイザーとBioNTechの新型コロナワクチンがJN.1変異株に対応し、乳幼児から成人までの使用を承認した。

MHRAは安全性、品質、有効性を審査し、4つの形態のワクチンを承認した。

世界的には、EMAやWHOがワクチンメーカーに改良を促しており、FDAはより新しいKP.2変異株に対応するよう提案している。

英当局、ファイザーの新型コロナワクチン承認 JN.1変異株対応

[24日 ロイター] - 英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は24日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品会社ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス・オミクロン株の派生型「JN.1」に対応したワクチンについて、乳幼児、子ども、成人への使用を承認した。

MHRAは安全性、品質、有効性を審査した結果、同ワクチンの4つの形態を承認した。安全性については精査を続ける。

世界的には、欧州医薬品庁(EMA)や世界保健機関(WHO)などがコロナワクチンメーカーに対し、JN.1変異株を対象にワクチンを改良するよう推奨しているが、米食品医薬品局(FDA)は、実現可能であれば、より新しい「KP.2」変異株に対応するよう提案している。