鳥取県で前の週から「倍増」 新型コロナ止まらぬ感染拡大 新変異株「KP.3」が感染の主体に

AI要約

新型コロナ感染拡大や変異株の流行に注意が必要。山陰両県で患者数が増加中。

定点当たりの報告数が増加し、感染に注意が必要なレベルに到達。

夏に流行している「KP.3」変異株が感染の主体となり、他の感染症も流行中。

鳥取県で前の週から「倍増」 新型コロナ止まらぬ感染拡大 新変異株「KP.3」が感染の主体に

夏休みに入り、感染拡大が懸念される新型コロナ。感染力の強い変異株も流行していて、山陰でも患者数が増加中。今後さらなる注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症の定点当たりの報告数は、島根県で10.1、鳥取県で15.17となり、島根県では6週連続、鳥取県では5週連続増加しています。

ここにきて山陰両県ともに定点辺り10人を超え、感染に注意が必要なレベルに達しました。

この夏流行しているのが新たな変異株「KP.3」。免疫を回避する能力が高いといわれていて、山陰両県でも今この「KP.3」が感染の主体となっているといいます。

山陰両県では新型コロナ以外にも手足口病や溶連菌、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナなども流行中。手洗いうがい、アルコール消毒に加え、冷房をかけていても定期的な換気を心がけるなど、改めて感染症対策の徹底が必要です。