円相場、一時152円台に 利上げ観測で円高加速

AI要約

25日の東京外国為替市場では円相場が上昇し、1ドル=152円台に達した。日銀の金融政策会合で追加の利上げが観測され、円買いドル売りが増加した。

午前10時現在の円相場は1ドル=153円24~27銭で、ドル相場は下落している。ユーロも円高で売られている状況だ。

25日の午前には日経平均株価が大幅に下落し、運用リスク回避のため円が買われたという状況だ。

 25日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=152円台を付けた。来週に日銀が開く金融政策決定会合で追加の利上げに踏み切るとの観測が伝わり、日米で開いていた金利差が今後縮小するとの見方から、円買いドル売りが加速した。

 午前10時現在は前日比1円34銭円高ドル安の1ドル=153円24~27銭。ユーロは1円32銭円高ユーロ安の1ユーロ=166円10~14銭。

 25日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)が大幅に下落したこともあり、外為ブローカーは「運用リスク回避のため円が買われた」と指摘した。