東京円、155円台後半

AI要約

24日午前の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=155円台後半で推移した。

日本政府要人の発言や金利差縮小の意識から、円買いドル売りが観測された。

市場では来週の日銀金融政策決定会合を前に思惑が広がっている状況だ。

 24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比21銭円高ドル安の1ドル=155円82~85銭。ユーロは71銭円高ユーロ安の1ユーロ=168円99銭~169円08銭。

 自民党の茂木敏充幹事長ら日本政府要人が相次いで日銀の利上げに言及したことを背景に、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りがやや優勢だった。

 市場では「来週の日銀金融政策決定会合を前に思惑が働いた」(外為ブローカー)との声が聞かれた。