NY円、一時153円11銭 対ドルで2カ月半ぶり水準

AI要約

24日のニューヨーク外国為替市場で円相場が上昇し、ドル安水準を記録。日銀の利上げ観測による円買いが優勢。

ドル円は約2カ月半ぶりの高値を付け、1ドル=153円80~90銭となった。ユーロも相対的に強く推移。

日米金利差の縮小への警戒感が円堅調を後押し。金融政策会合を控えた市場の動向が注目される。

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=153円11銭と5月上旬以来、約2カ月半ぶりの円高ドル安水準を付けた。日銀が来週開く金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの見方が広がり、今後の日米金利差の縮小をにらんだ円買いドル売りが優勢となった。

 午後5時現在は前日比1円71銭円高ドル安の1ドル=153円80~90銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0834~44ドル、166円83~93銭。