〔ロンドン外為〕円上昇、156円近辺(23日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場は、米長期金利の低下による円買い・ドル売りで156円近辺まで上昇。

米長期金利の低下が影響し、序盤には急伸したものの、新たな材料不足で小幅な値動きが続いた。

その他の通貨に対しても円高の展開が見られ、ユーロやポンドに対しても円高が続いた。

 【ロンドン時事】23日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下などを背景に円買い・ドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=156円近辺に上昇した。正午現在は156円00~10銭と、前日午後4時(156円82~92銭)比82銭の円高・ドル安。

 朝方は156円50銭台で推移した。その後は時間外取引で米長期金利が一段と低下したことを受け、円買いが加速。序盤に一時155円81銭前後まで急伸した。ただ、新規の手掛かり材料に乏しい中、その後はやや軟化し、156円を挟んで小幅な値動きに終始した。

 対ユーロは1ユーロ=169円44~54銭(前日午後4時は170円70~80銭)と、1円26銭の大幅な円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0856~0866ドル(同1.0879~0889ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2898~2908ドル(同1.2908~2918ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8907~8917フラン(同0.8889~8899フラン)。