ベライゾン、4─6月期売上高が予想未達 補助金終了で加入者急減

AI要約

米通信大手ベライゾンの第2四半期決算が発表され、売上高が予想を下回ったことが明らかになった。

プリペイド式の加入者数が急減した理由として、連邦政府のインターネット補助金が終了したことが挙げられる。

株価は6%超下落し、プリペイド式加入者が62万4000人減少している。売上高の低下と携帯電話の買い替え件数の低水準も報告されている。

ベライゾン、4─6月期売上高が予想未達 補助金終了で加入者急減

Harshita Mary Varghese

[22日 ロイター] - 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが22日発表した第2・四半期決算は、売上高が予想を下回った。連邦政府のインターネット補助金が終了したことを受け、プリペイド式の加入者数が急減した。

これを受けて株価は6%超下落した。

第2・四半期のプリペイド式加入者は62万4000人減少。その半分以上は、コロナ禍に導入された低所得世帯向けインターネットサービスの補助金(ACP)が終了したためだという。

売上高は328億ドルで、LSEGのまとめた市場予想330億6000万ドルを下回った。携帯電話の買い替え件数が過去最低水準にとどまっていることもマイナス要因となった。