中国BYD、24年上半期の日本販売1084台 EV市場でシェア2.7%獲得

AI要約

中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は、2024年上半期に日本市場で2.7%のシェアを獲得し、1084台を販売した。

日本の自動車輸入台数は7%減少した一方、EVの輸入台数は17%増加し、全体の1割近くを占めた。

しかし、日本のEV販売台数は39%減少し、日産自動車の軽EV「サクラ」の減少が主な要因で、EVの割合は1.6%となった。

中国BYD、24年上半期の日本販売1084台 EV市場でシェア2.7%獲得

中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は、2024年上半期(1~6月)期の日本販売台数が1084台となり、日本のEV市場で2.7%のシェアを獲得した。

日本自動車輸入組合(JAIA)のデータによると、24年上半期の自動車輸入台数は11万3887台で、前年同期比で7%減少した。一方、EVの輸入台数は1万785台と17%増加し、全体の1割近くを占めた。

日本自動車販売協会連合会(JADA)などのデータによると、24年上半期の日本のEV販売台数は前年同期比39%減の2万9282台だった。日産自動車の軽EV「サクラ」の販売が38%減少したことが要因だとみられる。日本の乗用車市場に占めるEVの割合は0.7ポイント減少し、1.6%となった。

BYDは23年1月、日本市場に「ATTO 3(アット3)」を投入し、同年9月の「DOLPHIN(ドルフィン)」に続き、24年6月には「SEAL(シール)」を発売した。SEALは発売2週間で200台弱の受注を獲得したという。同社の6月の日本販売台数は前年同月比60%増の149台だった。

(36Kr Japan編集部)