第2四半期はインフレ鎮静化に進展、景気後退は回避へ=FRB議長

AI要約

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、第2・四半期のインフレ指標に目標回帰に向けた進展が見られたと述べ、米経済の安定性を強調した。

米経済のハードランディングシナリオは最も可能性が高いものではないとパウエル氏は述べた。

7月30─31日のFOMC前の発言が、パウエル氏の最後の機会となる見通しである。

第2四半期はインフレ鎮静化に進展、景気後退は回避へ=FRB議長

[15日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は15日、ワシントン経済クラブ主催の会合に出席し、第2・四半期のインフレ指標にはFRBの目標回帰に向けた「さらなる進展」が見られたと述べた。また、米経済が大きな波乱に見舞われることはないとの見通しを示した。

その上で、米経済のハードランディングシナリオは「最も可能性の高いものでも、ありそうなシナリオでもない」とした。

7月30─31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前のパウエル氏の発言機会は、これが最後となる見通し。