スタバ、約10年にわたりコーヒー豆の販売で過剰請求 該当件数は5896件

AI要約

スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)は、一部の利用客に対してコーヒー豆商品を過剰に請求していたことを発表。総額は12万4033円で、5896件の過剰請求があった。

過剰請求の原因は社内システムの設定不備により、商品のグラム数が入力された場合に誤った金額で計算されていた。エラーは解消済み。

返金手続きはスターバックスカード利用者には7月8日に差額を入金、その他の決済方法を利用した人は専用窓口に連絡して返金手続きを行う。

スタバ、約10年にわたりコーヒー豆の販売で過剰請求 該当件数は5896件

 スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)は、コーヒー豆商品(合計164種)を販売する際に、一部の利用客に対して商品1点当たり1~65円を過剰に請求していたことを発表した。総額は12万4033円で、2014年9月12日~2024年1月31日の購入品が対象。誤った金額を支払った人には、正しい価格との差額を返金する。

 該当商品は、2023年9月1日~11月13日に発売した「イタリアンローストのコーヒー豆」(1種)と、2014年9月12日~2024年1月31日に発売した「スターバックス リザーブのコーヒー豆」(163種)で、過剰請求した件数は合わせて5896件。

 社内システムの設定不備により、レジでの会計時、スタッフが商品のバーコードを読み取る形ではなく、購入した商品のグラム数を入力して精算した場合、誤った金額で計算されていた。エラーは2月1日時点で解消しているという。

 返金については、スターバックスカードを利用した人には、7月8日にカードに差額分を入金している。その他の決済方法を利用した人に対しては、専用問い合わせ窓口に連絡の上、返金の手続きを行うよう呼びかけている。