「靴を1足でもいいので売ってください」という謎の電話。目的が分からないのですが、どう対応すべきでしょうか?

AI要約

電話での不用品買取業者の注意点について

悪質業者の手口と被害例について

対処策としての対応方法について

「靴を1足でもいいので売ってください」という謎の電話。目的が分からないのですが、どう対応すべきでしょうか?

家にある不用品をどのようにして処分すべきか悩んでいるときなどに「不用品を買い取ります」という電話がかかってきたら、利用を検討する人もいるかもしれません。

しかし、このような電話がかかってきた場合は悪質な訪問買取業者によるいわゆる「押し買い」である可能性もあるため、注意が必要です。

本記事では、悪質な不用品買取業者の目的や手口とともに、電話がかかってきたときの対応策についても詳しくご紹介します。

今回の事例のように「靴を1足でもいいので売ってください」などの電話がかかってきたとき、その目的は単なる不用品買取ではないと考えた方がいいでしょう。

買取業者が消費者の家を突然訪問して勧誘することは禁止されているため、事前に電話がかかってきた場合は「悪徳業者ではない」と安心してしまうかもしれません。しかし、実際には詐欺や強引な買取契約の強要を受け、トラブルに巻き込まれる事例も少なくないようです。

こうした悪徳業者の本当の目的は、貴重品や高価な品物を狙った不当な取引であることも考えられます。実際に、相場よりもかなり安い値段で貴金属を買い取られてしまう被害も報告されています。

国民生活センターによると、買取業者が自宅を訪問して買い取る「訪問購入」のトラブルは、60歳以上の高齢者からの相談が全体の8割近くを占めているということです。

悪質な訪問買取業者に多い手口として、断ってもしつこく居座ったり、大声で怒鳴ったりする業者も存在するようです。

仕方なく貴金属を買い取ってもらい、後からその買取金額が相場よりかなり安いことを知って取り戻そうとしたものの、購入業者と連絡が取れず消費者センターに相談してくる人もいるということです。

強い口調での強引な買取は特に高齢者がターゲットになりやすいと考えられるため、注意しなければなりません。

悪質な訪問買取業者の被害に遭わないためには、まず、知らない業者からかかってきた電話はきっぱりと断ることが大切です。迷いのある対応をしてしまうと業者はそこに付け込んでくる可能性が高く、断りにくい雰囲気になってしまいます。

もし、どうしても電話で断れなかった場合は、実際に訪問される前に業者の信頼性を確認しておきましょう。

業者名や自分の氏名を名乗っていたか、名乗っていた場合はインターネットでホームページがあるかを確認し、買取業者に必要な古物商の許可を得ているかを調べることをおすすめします。また、その業者を利用したことがある人の口コミも探してみて、悪い評判が書かれていないかチェックすることも大切です。

不用品の買取を依頼する場合は、依頼する不用品の買取相場をあらかじめ調べておくことをおすすめします。相場とかけ離れた金額で買取しようとした場合、悪質な業者である可能性が高くなるでしょう。

悪質な業者かどうかを自分で判断できない場合などは、消費者センターに相談してみることも一つの方法です。今後の対応について、アドバイスをもらうといいでしょう。