Amazonプライム会費「5,900円」が意図せず課金されていた、返金可能なのかAmazonに聞いてみた!

AI要約

祖母が意図せずAmazonプライム会員になってしまい、返金や解約の可能性について解説。

Amazonプライムの誤課金の原因や解約方法について説明。

返金や解約手続きの際に気をつけるポイントや注意事項について。

Amazonプライム会費「5,900円」が意図せず課金されていた、返金可能なのかAmazonに聞いてみた!

筆者の祖母(85才)は、筆者が数年前に買い与えたスマホを使ってAmazonで買い物を楽しんでいます。年会費無料で買い物ができ、自宅に商品が届くので「近所のスーパーまで運転しなくていいから安心」「ガソリン代もかからない」のが主な理由。ちなみによく購入しているのは、レトルト食品やペットボトルのお茶など。

ところが、先日「気付かないうちにAmazonプライム会員になっていたようだ」と連絡があり、祖母の携帯決済の履歴を見たところ確かに「5,900円」ほどの引き落としがありました。ちなみにプライムビデオなどはまったく見ておらず、お急ぎ便は「使ったか使っていないかよく分からない」そう。

そこで今回は「Amazonプライム会費が意図せずいつの間にか課金されていたら解約可能なの」を解説します。

前知識として、本人が意識することなく、Amazonプライム会費「5,900円」が課金されてしまうよくある原因をいくつかご紹介します。

まず、Amazonプライムは基本的に30日間の無料体験期間が用意されているのですが「無料体験に加入し、解約手続きをしなかった」場合は課金対象になります。解約を行わない場合、有料会員に自動的に切り替わり、5,900円が引き落とされてしまいます。

そして自分が無料体験に申し込んだ覚えがないという場合は、注文時に「お急ぎ便」を選んでしまった可能性があります。プライム会員でない場合、注文画面にこのような表示が出る場合があります。無料お急ぎ便と勘違いしがちですが、これがプライム無料体験へのリンクです。

課金するつもりがないのにAmazonプライムの会費が引き落とされてしまった場合、返金は可能なのでしょうか。実際にAmazonに問い合わせを行ってみました。

筆者の祖母の場合、自分で無料体験に申し込んだ記憶はないとのことから「無料お急ぎ便」と勘違いして、無料体験リンクを通じてプライム会員に登録してしまったと推測しました。

気付かないうちにAmazonプライムに加入してしまったのは祖母に完全に非があるのは確か。しかしプライムビデオなどプライム会員特典をまったく利用していない状況だったため、返金があればありがたいものです。

そこでAmazonチャットサポートに以下の2点を質問しました。

・「Amazonプライム・ビデオやお急ぎ便を使っていない場合は返金が可能か」

・「お急ぎ便等を使ってしまっている場合は返金は難しいか」

サポートからの返事は、「お客様の意図とせず登録された場合は、お急ぎ便などを使ってしまっている場合でも返金可能でございますのでご安心ください」というものでした。つまり解約可能で、返金も受けられるということです。

もっとも「意図していない形で加入した」ことを証明する必要があるものの、筆者の祖母のケースと同様の例であれば、丁寧に説明することでAmazon側に意図やシチュエーションがおそらく伝わると思われます。

■メールアドレスが分かればプライムのサービスの利用状況も分かる

なお登録しているメールアドレスが分かれば、Amazonチャットサポートに伝えることでプライムのサービスの利用状況も調べてもらえます。利用状況を確認し、本当にまったくプライムのサービスを利用していなければ返金までの流れもよりスムーズです。

親族がAmazonプライムに意図せず加入してしまった、というような筆者に近いシチュエーションの場合、その親族のメールアドレスも問い合わせ前にメモしておきましょう。