妻に「アルファードが欲しい」と言われています。ママ友に「車内でおむつ交換ができる」と聞いたようですが、年収500万円なので不安です。ローンなら家計的に問題ないでしょうか…?

AI要約

アルファードは子育て世帯に人気の車であり、広々とした車内空間や高い利便性が魅力とされている。

2人以上の世帯における消費支出は約31万円であり、手取りが約33万円の家庭では車の購入に月1万~2万円ほどしか充てられない。

アルファードZの最も安い車種をローンで購入する場合、月々の支払いは約5万円になり、全額ローンを組む場合は家計的には苦しいかもしれない。

妻に「アルファードが欲しい」と言われています。ママ友に「車内でおむつ交換ができる」と聞いたようですが、年収500万円なので不安です。ローンなら家計的に問題ないでしょうか…?

車を購入するときには本体価格や維持費のほか、その利便性や快適さが大きなポイントになります。子どもが生まれると、「車内でオムツ交換や着替えがしたい」と広い空間の大型車を候補に挙げる人もいるでしょう。

中でもトヨタの高級ミニバンである「アルファード」は、子育て世帯に人気の車です。本記事では年収500万円の家庭で、アルファードを購入することは家計的に現実的なのかを解説します。

アルファードはその広々とした車内空間や高い利便性でファミリー層に人気の車です。小さな子どもがいる家庭にとって、オムツ交換や着替え、授乳ができる広いスペースがあることは大きな魅力です。また、ベビーカーを積んだり祖父母と一緒に出掛けたりと利便性も高いでしょう。

ただでさえ小さな子どもと一緒に外出することは大変です。外出時に少しでも快適に過ごすために、アルファードなどの大きな車を持ちたいと感じるご家庭も多いのではないでしょうか。

手取りを収入の8割だとした場合と、世帯年収500万円の場合の手取りは400万円です。月々の手取りは約33万円となり、そこから日々の生活費を支払います。総務省統計局が発表した2024年4月分の家計調査報告によると、2人以上の世帯における消費支出は約31万円です。この支出のなかには「自動車等購入」に関する費用は含まれていません。

そのため、手取りが約33万円の場合、車の購入のために充てられる金額は月1万~2万円ほどになる計算です。アルファードはグレードによって車両本体価格に大きな差があり、500万円台から800万円台とさまざまです。

最も安い車種であるアルファードZ(ガソリン車 2WD)540万円をローンで支払う場合、月々の支払いは約5万円になります(金利2.5%、120回=10年払い、頭金やボーナス払いを0円として試算)。

車両を現金一括で買えるだけの貯蓄があるならまだしも、全額ローンを組んで買うとなると家計的には苦しいことが分かります。