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イラン大統領選、決着は7月の決選投票に持ち越しかー集計速報が示唆
イラン大統領選挙で改革派候補のペゼシュキアン氏がリードしていることが報じられた。
ペゼシュキアン氏は約477票の差で保守派候補のジャリリ氏を上回っている。
投票率は40%で、決選投票の可能性が高いとされている。
(ブルームバーグ): イラン大統領選挙は、唯一の改革派候補であるペゼシュキアン元保健相がややリードしている。国営テレビが集計速報を伝えた。
それによると、これまでの集計でペゼシュキアン氏は約159万5345票を獲得。保守強硬派のジャリリ最高安全保障委員会元事務局長の159万4868票をわずか477票上回っている。
タスニム通信によると、これまでの非公式集計に基づくと、ペゼシュキアン氏とジャリリ氏が決選投票に進む可能性が高い。投票率は約40%と1979年のイスラム革命後に始まったイランの大統領選史上最低となる見込みだという。
タスニムは、ペゼシュキアン氏の得票率は42.2%、ジャリリ氏は38%と報じた。数字の出どころは明示していない。
メヘル通信も、過半数の票を得る候補者はいないもようで、7月5日に決選投票が行われると伝えた。
今回の選挙はヘリコプター墜落事故でライシ大統領が5月に死亡したことに伴い実施された。
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原題:Early Count in Iran Presidential Race Points to Run-Off (1)(抜粋)
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