イラン大統領選、開票始まる 改革派と強硬派の接戦

AI要約

イランの大統領選挙が行われ、保守派と改革派の接戦が繰り広げられている。

過半数を獲得できず、決選投票の可能性がある。

保守派の有力候補として、ジャリリとガリバフが挙げられている。

 【テヘラン共同】イランのライシ大統領が5月にヘリコプター事故で死亡したことに伴う大統領選は29日未明、投票が締め切られ、開票が始まった。欧米との対立を深めたライシ師路線を継承する保守強硬派2人と、協調を重視する改革派1人による接戦。日本時間29日中にも大勢が判明する見通し。

 いずれも当選に必要な過半数を得られず、上位2人による7月5日の決選投票に決着が持ち越される可能性がある。

 保守強硬派の有力候補はジャリリ最高安全保障委員会元事務局長(58)とガリバフ国会議長(62)。改革派はペゼシュキアン元保健相(69)。