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【新NISA】アクティブ運用、ETF…それぞれの特徴は? インデックス投資信託の選び方3選
筆者は新NISA制度がスタートして6カ月が経過し、新NISAブームに関する相談内容が変化していることに気付く。
積立投資を始める方にはファンドの性質について確認が必要であり、すでに始めている方には後悔しないファンドの選び方を解説。
新NISA「つみたて投資枠」の投資対象ファンドには厳格な要件があり、236本が指定インデックス投資信託である。
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新NISA制度がスタートして、早6カ月。筆者が日々お客様から資産運用の相談を受ける中で「新NISAブーム」に対する相談内容も少し変わってきたように感じます。
昨年までは「来年からの新NISAを始めたいが、どうすれば良いか分からない」などのふんわりとした相談が多く寄せられていました。
しかし最近では「新NISAを始めたけどこの銘柄で大丈夫か」「このまま続けていて大丈夫か」などの具体的な相談に変わってきたように思います。
今回は、これから新NISAを活用して積立投資を始める方に向けてファンドの性質などを確認していきましょう。
記事後半では、すでに新NISAを始めている方も参考になるよう「後悔しないファンドの選び方」を解説していきます。
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新NISA「つみたて投資枠」を利用して積立投資を行うには、金融庁が厳選した投資信託の中からファンドを選択しなければいけません。
つみたて投資枠の投資対象の要件とファンドの種類・本数は次の通りです。
●新NISA「つみたて投資枠」投資対象の要件
新NISA「つみたて投資枠」は、長期・積立・分散投資の資産運用を支援する制度。
投資対象となる投資信託は、金融庁の基準を満たすものとして以下のように設定されています。
・販売手数料はゼロ(ノーロード)
・信託報酬は一定水準以下に限定
・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
・信託契約期間が無期限または20年以上であること
・分配頻度が毎月でないこと
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと
●新NISA「つみたて投資枠」投資対象ファンド
2024年6月7日の時点で、つみたて投資枠の投資対象ファンドは全部で293本あります。
そのうち236本を「指定インデックス投資信託」が占めます。
・指定インデックス投資信託:236本
・指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等):49本
・上場株式投資信託(ETF):8本
次の章では、こうした「つみたて投資枠」の対象商品それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。