〔東京株式〕上げ幅縮小=休日前に利食い(28日後場寄り付き)

AI要約

後場の日経平均株価は利益確定の売りが出て上げ幅を縮めて始まった。

前引け時点で日経平均株価は反発し、米国株やドル円相場の影響で大型株が上昇した。業種別株価指数では金融業種が上昇率が大きかった。

株価指数やセクター別の動きによると、銘柄の値上がり数が少なく売りも見られた。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比307円67銭高の3万9649円21銭と前引けに比べて上げ幅を縮めて始まった。休日を前に、利益確定の売りが出ている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比386円37銭高の3万9727円91銭、東証株価指数(TOPIX)は22.81ポイント高の2816.51と、ともに反発した。前日の米国株が底堅さを見せた上、ドル円相場の高止まりも輸出株などの支援材料となり、前日下落して値頃感が出た大型株を中心に上昇した。

 39%の銘柄が値上がりし、57%が値下がりした。出来高は8億0746万株、売買代金は1兆9564億円。

 業種別株価指数(33業種)は保険業、銀行業、証券・商品先物取引業、海運業が上昇率上位。下落は電気・ガス業、空運業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高1億6007万株。

 【グロース】グロース250、グロースCoreは小幅安。

 (10時05分)日経平均株価は朝方に比べて上げ幅を広げるなど、堅調に推移している。国内の債券利回りが上昇しており、保険や銀行、証券といった金融業種の上昇率が比較的大きい。ドル円相場の高止まりを背景に機械や自動車など輸出関連業種も総じて高い。ただ、休日を前に中小型株には売りも出ており、プライム市場全体では半数の銘柄が値下がりしている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比251円47銭高の3万9593円01銭と上昇して始まった。先物が夜間取引で買われた流れを引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行している。