SHOEI X-Fifteenに新グラフィック「DAIJIRO」登場! 唯一無二の天才ライダー加藤大治郎になりきろう

AI要約

SHOEIのX-Fifteenから新グラフィックモデル「DAIJIRO」が登場。価格は9万6800円で、9月より発売予定。

デザインは加藤大治郎選手のレプリカで、象徴的な要素が健在。大治郎選手の功績も紹介されている。

大治郎選手の才能や活躍、突然の事故での訃報も記されており、彼の影響力の大きさを伝えている。

SHOEI X-Fifteenに新グラフィック「DAIJIRO」登場! 唯一無二の天才ライダー加藤大治郎になりきろう

SHOEIが誇るフラッグシップモデル「X-Fifteen(エックス - フィフティーン)」より、新グラフィックモデル「DAIJIRO(ダイジロウ)」が発表された。かつて天才日本人ライダーとして名を馳せた加藤大治郎選手のレプリカモデルである。2色のカラーラインアップが加わり、価格はソリッドモデルから税込み1万9800円アップの9万6800円。今年9月より順次発売予定だ。

文/Webikeプラス 編集部

以前よりSHOEIではお馴染みの「DAIJIRO」レプリカシリーズが今回もリリースされた。X-Fifteenの前身であるX-Fourteen(エックス - フォーティーン)でもDAIJIROレプリカがラインアップされており、基本的なカラーコンセプトやデザインに大幅な変更はない様子。

象徴的なシンボルは相変わらず健在であり、まず目を引くのは天頂部に輝くスター。さらにその少し後方には大治郎選手のゼッケンである“74”が躍り、後頭部には彼の鋭い眼光を表現した“ダイジローアイ”が睨みを利かす。大治郎選手が実際に使用していたヘルメットと同様のデザインであり、最新鋭ヘルメットであるX-Fifteenにそのまま落とし込まれた形だ。

16歳から本格的にロードレース活動を開始し、圧倒的な才能で頭角を現していった大治郎選手。1996年開催の世界選手権GP250クラス 日本GPでは初出場でいきなり3位表彰台、続く1997年、1998年の同クラスでは2年連続優勝を飾る。

2000年には世界選手権GP250クラスにてシリーズランキング3位を獲得し、同クラスにてルーキーオブザイヤーを受賞。同年に行われた世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久では総合優勝という活躍を見せる。その後2001年GP250クラスにて、年間最多優勝回数新記録11勝を獲得し、シリーズチャンピオンに輝いた。

2002年にはMotoGPクラスへのクラスアップを果たし、シリーズランキング7位、MotoGPクラスでのルーキーオブザイヤーを受賞。鈴鹿8時間耐久でまたも総合優勝を果たす。しかし2003年、鈴鹿サーキットで行われた開幕戦日本GPで事故が発生。大治郎選手はこの事故の影響により帰らぬ人となってしまったが、現在でも影響力は計り知れず、いまだ人気は衰えを知らない。