パソコン出荷台数4か月連続プラス、コロナ禍でのテレワーク用機種が更新時期に

AI要約

電子情報技術産業協会(JEITA)によると、5月のパソコンの出荷台数が前年同月比31・5%増の49・8万台となり、4か月連続のプラスだった。

ノートPCが出荷台数の約9割を占め、44・7%増の43・6万台となった一方、デスクトップPCは20・1%減の6・2万台だった。

出荷金額も30・5%増の595億円となり、2021年3月以来の高い伸び率が記録された。

 電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、5月のパソコン(PC)の出荷台数が前年同月比31・5%増の49・8万台となり、4か月連続のプラスだったと発表した。2021年3月(40・9%増)以来の高い伸び率だった。来年10月に基本ソフト「ウィンドウズ10」のサポートが終了するため、企業などで買い替え需要が起きている。

 出荷台数の約9割を占めるノートPCが44・7%増の43・6万台となり、デスクトップPCは20・1%減の6・2万台だった。出荷金額は30・5%増の595億円だった。出荷台数は21年度から3年連続で下落したが、24年度は増加に転じる見込み。JEITAの担当者は「企業などで買い替えが起きている。コロナ禍でテレワーク用で購入したPCの更新時期も重なっている」としている。