日本のジェンダーギャップ、7つ順位を上げ世界で118位…女性閣僚増加など評価

AI要約

日本は男女平等度のランキングで前年よりも上位に位置し、特に女性閣僚の増加が評価された。

WEFは政治参加、経済活動、教育機会、健康の4分野で男女平等を評価しており、日本は改善の跡を見せている。

世界146か国の中で、アイスランドが15年連続で首位を獲得し、日本は118位にランクインした。

 スイスの民間研究機関「世界経済フォーラム(WEF)」は12日、世界146か国の男女平等度を巡る2024年版ランキングを発表した。日本は118位で、前年の125位から順位を上げた。女性閣僚が増えたことが評価された。

 WEFは政治参加、経済活動、教育機会、健康の4分野で男女平等の度合いを指数化し、順位を示している。

 日本は政治参加が113位と、前年の138位から改善した。経済活動は前年の123位から120位とほぼ横ばいだった。依然として企業の女性幹部が少ないことなどが影響した。教育機会は72位、健康は58位だった。

 ランキングの首位はアイスランドで15年連続。2位はフィンランド、3位はノルウェーだった。(ロンドン支局 中西梓)