病院で「マイナンバーカード」を提示している人を見かけました。今後「iPhone」に機能が搭載されると聞きましたし、やはり使った方がいろいろと便利なのでしょうか…?

AI要約

マイナンバーカードは、12桁のマイナンバーが記載された顔写真付きのカードで、公的な身分証明書として利用される。

マイナンバーカードの利用によって、金融機関や行政での手続きが便利になるほか、病院での診療情報共有や政府のオンラインサービスの利用も可能になる。

デジタル庁は2025年春を目標に、iPhoneにマイナンバーカード機能を搭載する取り組みを進めており、普及がさらに進むことが期待されている。

病院で「マイナンバーカード」を提示している人を見かけました。今後「iPhone」に機能が搭載されると聞きましたし、やはり使った方がいろいろと便利なのでしょうか…?

病院や市役所など、さまざまな場面で「マイナンバーカード」を提示している人を見かけることも増えてきました。マイナンバーカードとは、マイナンバーを含む個人情報が記載された顔写真付きのカードのことです。

現在は病院や市役所で使う場合には、物理的にカードを提示するしかありませんが、デジタル庁は今後、iPhoneにマイナンバーカード機能を搭載すると発表しました。

本記事ではマイナンバーカードの基本機能と、スマートフォンへの搭載によるメリットについて解説します。

マイナンバーカードは、12桁のマイナンバーが記載された顔写真付きのプラスチック製のカードです。氏名、住所、生年月日、性別が記載されているほか、ICチップが組み込まれています。

マイナンバーカードを用いることで、さまざまなサービスを便利に利用できます。例えば、マイナンバーカードは運転免許証やパスポートと同様に、公的な身分証明書になり、金融機関での口座開設や、行政での手続きに役立ちます。

また、病院でマイナンバーカードを提示することで、健康保険証の代わりとなり、病院間で診療情報を共有したり、薬の履歴を確認したりできるのもメリットです。

そのほかマイナンバーカードを読み込むことで政府のオンラインサービス「マイナポータル」にアクセスし、行政手続きをオンラインで行うことができます。これにより、税金の確認や行政からのお知らせの受け取りが簡単にできます。

デジタル庁は、マイナンバーカード機能をiPhoneに搭載する取り組みを進めていることを発表しています。搭載時期は2025年の春をめどにしているようです。

Androidでは、2023年5月からマイナンバーカードの電子証明書機能(電子署名および電子認証の機能)を搭載できるサービスがすでに開始されていますが、iPhoneにも機能が搭載されれば一段と普及が進むことが期待されます。

また、改正マイナンバー法が2024年5月31日に成立し、6月7日に公布されたことで、マイナンバーカードのもう1つの機能である属性証明機能も今後搭載されるようになると見込まれています。