独 ウクライナへの提供武器 ロシア攻撃を容認

AI要約

ドイツ政府は、ウクライナに武器を提供し、自衛のためにロシア領内を攻撃することを認める方針を発表した。

これまで慎重だった姿勢から大きな方針転換がある中、フランスも一部攻撃を容認する姿勢を示している。

一方、イタリアは憲法で禁じられているとして、ロシア領内での武器使用を認めない考えを示している。

独 ウクライナへの提供武器 ロシア攻撃を容認

 ドイツ政府は31日、ウクライナに対して、ドイツが提供した武器でロシア領内を攻撃することを認めると発表しました。

 ドイツ政府の報道官は31日、「ウクライナには国際法に基づき攻撃から自国を守る権利がある」として、ウクライナに対して、ドイツが提供した武器で自衛のためにロシア領内を攻撃することを認めると発表しました。

 ドイツはこれまで、ロシアへの直接の武器使用について慎重な姿勢をとってきましたが、ロシアがハルキウで攻勢を強めるなか、大きな方針転換になります。

 また、フランスのマクロン大統領も28日、軍事施設への攻撃に限って容認する姿勢を示しました。

 一方、イタリアのタヤーニ外相は31日、「憲法で禁じられている」として、ロシア領内での使用を認めない考えを明らかにしました。(ANNニュース)