韓国で相次ぐ「無分別ゴルフ練習」…子どもの遊び場で“力強いバンカーショット”
AI要約
韓国で子どもの遊び場で中年男性がゴルフ練習をする映像が公開され、批判を集めている。
公共の場での無分別なゴルフ練習が後を絶たず、法案も通らずにいる状況が続いている。
遊び場や公園、海水浴場などでのゴルフ練習が問題視され、社会的な非難を受けている。
【07月16日 KOREA WAVE】韓国で子どもの遊び場でゴルフ練習をする中年男性の映像が公開され、批判を集めている。SBSがこのほど、オンラインコミュニティに掲載された映像を公開した。それにはゴルフウェアに身を包み、帽子や手袋までそろえた男性がゴルフクラブを力強く振り回す様子が映っている。
現場はソウル汝矣島（ヨイド）の漢江（ハンガン）公園にある遊び場。投稿者は「人の多いマンションの遊び場だ。午前8時半ごろ、遊び場の砂を全部くみ出す勢いで、熱心にバンカーショットの練習をしていた。本当に私の目を疑った」と書いた。
この男性は数日前にも遊び場の隣の芝生でゴルフボールを打つ練習をしていたといい、投稿者は「けが人が出たらどうするつもりなのか。理解できない」と舌打ちした。
公共の場での無分別なゴルフ練習は後を絶たない。4月にはソウル市江南区（カンナムグ）で「公園でのゴルフ禁止」の垂れ幕を無視してスイングの練習をする男性の姿が捉えられ、非難を浴びた。また、海水浴場や文化財保護区域でゴルフの練習をする姿が公憤を買ったこともある。
韓国では2021年、公共場所でのゴルフ練習を禁止する「無断ゴルフ防止法」が発議されたが、国会は通らなかった。
（c）KOREA WAVE/AFPBB News
