ロシア凍結資産活用で合意 ウクライナ軍事支援に EU加盟国
EU理事会がウクライナ侵攻に伴う経済制裁の一環として凍結したロシア中央銀行の資産から得られる利息収入を活用することを正式合意した。
G7は凍結資産の活用を23日の会議で議論する見通し。EUは先陣を切って対応を決めた。
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の加盟国で構成するEU理事会は21日、ウクライナ侵攻に伴う経済制裁の一環で凍結したロシア中央銀行の資産から得られる利息収入について、ウクライナ軍事支援などに活用することで正式合意した。
先進7カ国(G7)は、イタリアで23日に始まる財務相・中央銀行総裁会議で凍結資産の活用を議論する見通し。こうした中、EUは先陣を切って対応を決めた格好だ。