ロシア、戦術核想定の演習開始 侵攻拠点の南部で第1段階

AI要約

ロシア国防省はウクライナ侵攻拠点で戦略核兵器の準備と使用を想定した演習を開始。

イスカンデル部隊が特殊弾薬を装備し、移動訓練を行う。

空軍部隊も極超音速ミサイルを装備し、出撃訓練を行う。

 ロシア国防省は21日、プーチン大統領の指示に従い、ウクライナ侵攻の拠点となっている南部軍管区で戦略核兵器の準備と使用を想定した訓練を含む演習の第1段階を始めたと発表した。今月6日に演習準備を始めたと明らかにしていた。

 核弾頭を搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」部隊が「特殊弾薬」を入手、装備し指定された地域に秘密裏に移動する訓練を行うほか、空軍部隊が極超音速ミサイル「キンジャル」などの兵器に「特殊弾頭」を装備し、指定地域に出撃する訓練を行う。(共同)