中国 日本の水産物「直ちに輸入再開するわけではない」 海洋放出“断固反対”主張変えず

AI要約

岸田首相は中国と日本産水産物の輸入再開で合意したが、直ちに再開されるわけではない。

中国外務省は引き続き日本の海洋放出に反対し、厳しい監視を続ける姿勢を示す。

国際社会による日本側の約束履行の厳しい監視を望む中国側の姿勢。

中国 日本の水産物「直ちに輸入再開するわけではない」 海洋放出“断固反対”主張変えず

岸田首相は日本産水産物の輸入禁止措置を取っている中国と、基準に合致した水産物の輸入は再開することで合意したと明らかにしました。一方、中国外務省は会見で「合意しても直ちに輸入を再開するわけではない」と強調しました。

中国外務省報道官「合意に達したからといって、中国が直ちに日本の水産物の輸入を全面的に再開するわけではない」

中国外務省の報道官は20日の会見で、このように述べ、合意後も日本産の水産物の輸入再開の時期などを慎重に見極める姿勢を示しました。

また、「日本の一方的な海洋放出に断固反対する立場に変わりはない」と述べ、従来の主張に変更がないことを強調しました。

さらに、「国際社会が中国と協力して、日本側の約束の履行を厳しく監視することを望む」と述べ、今後も日本が調査などに全面協力するか、厳しくチェックする考えも強調しています。