日本人学校に千束超える献花 中国人ら男子児童に哀悼の意

AI要約

中国広東省深センで日本人の男子児童が刺殺された事件に対し、男児が通っていた日本人学校に1000以上の花束が贈られるなど、哀悼の意を示す人々が後を絶たない。

現地の中国人からの寄せられた花束には「天国で安らかに」といったメッセージも添えられており、事件に対する市民の衝撃が広がっている。

花束は保管されており、遺族に写真が送られたほか、保護者らも学校を訪れて献花し続けている。

 【深セン共同】中国広東省深センで日本人の男子児童が刺殺された事件で、男児が通っていた日本人学校に20日までに計千以上の花束が贈られたと学校側が明らかにした。ほとんどは現地の中国人が贈ったもので、哀悼の意を示す人が後を絶たない。

 「天国で安らかに」などとメッセージが添えられたものもある。インターネット上では事件を巡り反日的な書き込みも少なくないが、市民は子どもが犠牲となった事件に衝撃を受けている。

 花束は冷房が効いた講堂で保管している。その様子を撮影した写真が遺族に送られた。

 日本人学校には保護者からの要望で献花台が設置された。保護者らが続々と花を持って学校を訪れた。