中国外務省 日本産水産物の輸入“ただちに全面的再開ではない”

AI要約

岸田首相は、日本産水産物の輸入禁止措置を取っている中国と基準に合致した水産物の輸入は再開することで合意した。

中国外務省は、日本の海への放出に反対し、合意に至った理由は国際法と安全監督に関する日本側の取り組みによるものだと述べた。

ただし、今後も法律や科学的根拠に基づいて輸入判断を行う考えを示した。

中国外務省 日本産水産物の輸入“ただちに全面的再開ではない”

岸田首相は、日本産水産物の輸入禁止措置を取っている中国と基準に合致した水産物の輸入は再開することで合意したと明らかにしました。

一方、中国外務省は記者会見で、「日本による一方的な海への放出には断固反対していて、この立場に変わりはない」と述べました。

その上で、合意に至った理由については、「日本側が国際法上の義務と安全監督上の責任を履行し、環境と人体への悪影響を回避するために最大限の努力を払い、潜在的なリスクを防ぐことを促すため」と説明しました。

さらに、「合意に達したからといって、中国がただちに日本の水産物の輸入を全面的に再開するわけではない」として、今後、法律や科学的な根拠に基づいて判断していく考えを示しました。